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  • 2024年04月24日
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ピッチ補正:GSnap

  • 2015年05月05日
ボーカル等の音程を補正(ピッチ補正)するプラグイン。

音程の微修正だけでなく、積極的に音程を変えてハモらせたりすることもできます。
因みに、KeroVeeという国産のピッチ補正プラグインがありますが、音質はGSnapの方がいい気がしますので、こちらを紹介します。


まずは使用動画をご覧ください。赤が補正前、緑が補正後となっています。若干不自然さはありますが、オケとミックスしてしまえば目立たなくなります。

昔、ヤマハが有料で似たようなプラグインを出していた気がしますが、わざわざお金を出す必要は無くなってしまいました。良い時代になりましたね。

GSnapのインストール方法

1.公式サイトからファイルをダウンロード
※32bit、64bitのいずれかを選択してください。


2.ダウンロードしたzipファイルを解凍し、中のGSnap.dllをVSTプラグインフォルダに入れてください(フォルダごと入れてもかまいません)。

GSnapの使用方法

まずは、ボーカルが入ったオーディオトラックにエフェクトとしてGSnapを挿入します。

その後の手順としては、スケール(音階)に合わせて補正する方法と、MIDIデータに合わせて補正する方法の2通りがあります。

微修正であれば、スケールに合わせて補正するだけでOKな場合も多いです。
細かい修正を行ったり、意図的に音程を変えてハモらせたりする場合はMIDIデータに合わせて補正する必要があります。




(スケール<音階>に合わせて補正する方法)

1.CORRECTION>SNAP TO SELECTED NOTESをクリック
2.SELECT A SCALEをクリック
3.曲のキー、スケールを選択してOKをクリック
→左側の鍵盤に、使用する音がで表示されます。手動で選択することも可能です。

(MIDIデータに合わせて補正する方法)

1.SNAP TO MIDI INPUTをクリック
2.GSnapが配置されているトラックにMIDIトラックをインサートする
※DAWによって操作方法が異なります
3.MIDIトラックに正しい音程を示すMIDIデータを入力する

パラメータの説明(共通)

THRESHOLD:音程がどれだけ外れたら補正をするか。値が大きくなると、音が大きく外れていても補正をする。
AMOUNT:補正の量。大きくすると、より強く補正します(やりすぎると、機械的な音になる)。
ATTACK:補正が効き始めるまでの時間。早いと不自然になりますが、ピッチは正確になります。
RELEASE:補正が持続する時間。
CARIBRATE:基準音の修正(基準音を変えている場合は、それに合わせることができます<通常は使用しない>)

パラメータの説明(MIDIデータを用いる場合のみ)

PITCH BEND:音と音の繋がりををスムーズにする
VIBRATO:ビブラートの量を調整する
VIB SPEED:ビブラートの揺れるスピードを調整する


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コーラス:PCH-1(スモールクローン風コーラス)

  • 2015年04月19日


BOSSのエフェクトペダル風のヴィンテージコーラスプラグイン。
エレハモ(Electro Harmonix)のSmall Cloneの様なコーラスが無いかと探して見つけたもの。
フリーVSTの中では今のところ最もSmall Cloneに似ているプラグインかなと思っています。

これさえあれば、無料でカートコバーン風のギターサウンドを奏でることができるようになります。素晴らしいですね。

PCH-1のインストール方法 

1.公式サイト(WOK Music)が工事中だったので、他サイト(VST4Free)に行き、中段のダウンロードリンク(下図参照)をクリック。



2.ダウンロードしたファイルを解凍し、「フォルダごと」VSTプラグインフォルダに移動。


PCH-1の使用方法


使い方は至ってシンプル。プラグイン内のノブ(下図参照)でエフェクトの効きを調整するだけです。



更にSmall Cloneの音に近付けたい場合は、音声をモノラル化すると良いようです。
モノラル化するプラグイン等を持っていない方は、Voxengo  MSEDというプラグインと使ってみて下さい。
使い方は、PCH-1の後ろにMSEDを挿入し、Side Muteモードにするだけです。


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Tracktion講座 3.プロジェクトの作成

  • 2015年04月11日

プロジェクトとは

プロジェクトとは、ある曲に関するオーディオデータ、MIDIデータ、またこれらのアレンジデータなどを1つのまとまりにしたものです。
プロジェクトに含まれるものはアイテム(item)と呼ばれ、「Projescts」ページ右側のアイテムリスト(赤枠部分)に一覧表示されます。



各アイテムの説明

アイテムリスト内に配置されるアイテムの種類は以下の通りです。

Edits:オーディオ、MIDIデータ等を配置し、エフェクト等をかけて編集するアレンジデータ。このデータを編集することで曲を作ります。
Recorded Audio:Edit編集中に録音したオーディオデータ。
Imported Audio/MIDI:外部から読み込んだオーディオ/MIDIデータ。
Rendered Audio/MIDI:Edit編集中に部分的に書き出されたオーディオ/MIDIデータ。クリップ(1つのオーディオ/MIDIデータ)単位で書き出されたもの。
Exported Audio/MIDI:Edit編集中に書き出されたオーディオ/MIDIデータ。曲全体が書き出されたもの。

Active ProjectsとLibrary Projects

初期状態で、「Projects」ページの左側に、「Active Projects」と「Library Projects」というフォルダが表示されています。
「Library Projects」は、複数のプロジェクトにまたがる素材を保存するための特殊なフォルダです。
普段は、「Active Projects」を用いることになります。




プロジェクトを作成する

それでは、早速プロジェクトを作成してみましょう。プロジェクトの作成方法は以下の通りで、非常に簡単です。

1.「Projects」ページを開き、「New Project」ボタン(赤枠部分)をクリック


2.表示されるダイアログにプロジェクトの名称を入力し、「Create Project」をクリック。


以上です。
因みに、手順2.の「Location」の右側にある青いボタンを押すと、プロジェクトをどこに保存するか指定することができます。

上記手順が終わると、自動でプロジェクトと同じ名称のフォルダを作られ、その中にプロジェクトファイルが作成されます。また、すぐにエディット(アレンジ)の作成を出来るように、最初から空のエディット(プロジェクト名と同名)が作成されます。

エディットを開く

プロジェクトを作成したら、早速エディットを開いてみましょう。「Projects」ページを開き、「Active Projects」の中から作成したプロジェクト(この画面では「test」)をクリック、右側アイテムリストの「Edits」内に表示されている「test edit1」(赤枠部分)をクリックしてください。

なお、一度保存したエディットを開く場合も同様の手順で行います。



これで音楽制作の準備は完了です。


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プラグイン集:Antress Modern Plugins

  • 2015年04月06日


ミキシング用の強力なVSTプラグイン集。アナログ風のコンプレッサーが充実しており、実在するラックエフェクトのモデリング等もあります。
また、コンプレッサー以外にもエキサイターやステレオイメージャー等、使えるプラグインが沢山入っています。数がかなりあるのでどれを使ったらいいかわからないかもしれませんが、ベーシックなもの、実在するモデルのクローンモデル等からお気に入りの物を見つけると良いと思います。
Classic Seriesと比べると負荷は大きめ。プラグインの内容は以下の通りです。

General Edition

(ミキシングのための強力なシグナルプロセッサー)
・ Modern Compressor(コンプレッサー)
・ Modern Equalizer(イコライザ―)
・ Modern Expander(エキスパンダー<スレッショルド以下の音を圧縮するコンプレッサー>)
・ Modern Exciter(エキサイター<倍音を生成し音に艶を出すエフェクト>)
・ Modern De-Esser(ディエッサー<ボーカルの耳障りな「サシスセソ」の音を調節する>)
・ Modern Limiter(リミッター)
・ Modern Spacer(リバーブ)
              

Modelling Edition

(クラシックなラックマウント式エフェクターのモデリング集)
 ・ Modern Apophis.
 ー SSL® G384 Compressorのクローン
 ・ Modern Lost Angel.
 ー LA-2A® Compressorのクローン
 ・ Modern Seventh Sign.
 ー 1176LN® Compressorのクローン
 ・ Modern Fire Chainer.
 ー Fairchild® 660 Compressorのクローン
 ・ Modern Black Dragon.
 ー Pultec® EQP-1A Program Equalizerのクローン
 ・ Modern Deathcore.
 ー Distressor® EL-8 Compressorのクローン
              

Special Edition

(ミキシングおよび特徴付けのための特別なシグナルプロセッサー)
 ・ Modern Premier(マイクプリアンプシミュレーター)
 ・ Modern Amplifier(コンプレッサー)
 ・ Modern Deep Purple(EQ、ハイパス、ローパスフィルター)
 ・ Modern Vacuumer(コンプレッサー)
 ・ Modern Console EQ(イコライザ―)
 ・ Modern Splitter(スプリッター)
 ・ Modern Monoizer(ステレオイメージャー)
 ・ Modern Analoguer(アナログテープシミュレーター)
 ・ Modern Flash Verb(リバーブ)

ダウンロードはこちら:Antress Modern Plugins
                     


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VSTi:Dexed

  • 2015年04月05日


ヤマハのFMシンセDX7の完全再現を目指したVSTi。

UIも非常に分かりやすく、音もほぼ完ぺきと言っていい出来。
83年の発売当時は20万円以上したこのシンセの音をを手軽に再現できるなんて感慨深いですね。

プリセットも沢山あるので、それを切り替えるだけでも楽しいです。

ダウンロードはこちら:Dexed


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