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  • 2024年11月21日
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7.ファイルの書き出し(レンダリング)

  • 2015年03月23日
ミキサーでのバランス調整が終わったら、ファイルに書き出してみましょう。
メニューバーの"ファイル"→"レンダリング"を選択してください。
"出力ファイル"という欄から、"参照"で保存先を選択することができます。"WAVビット深度"は"16bit"にして"レンダリング"をクリックするとファイルが書き出されます。


また、"出力ファイル形式"から保存する形式を選択することもできます。通常はWAV fileでいいと思います。
あとはスマホに入れるなり、CDに書き込むなり、ネットに公開するなどご活用下さい!


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6.ミキサー

  • 2015年03月21日
ミキサーではこれまで録音してきたオーディオ、MIDI、エフェクトなどを一括管理して曲のバランス調整を行います。



赤枠はマスタートラックミキサーです。最終的にファイルとなって書き出される音をコントロールすることができます。ここで"fx"を押してエフェクトをかけると、曲全体にエフェクトがかかります。
黄緑枠はボリュームです。該当するトラックの音量を調節します。
紫枠はパンです。該当するトラックの音を左右に振り分けることができます。
緑枠はミュートです。該当するトラックの音を一時的に消すことができます。
橙枠はソロです。該当するトラックの音のみを聞くことができます。
黒枠では該当するトラックにわかりやすい名前を付けて管理することができます。
既にお気づきかもしれませんが、トラックコントロールパネルでも殆ど同様の編集ができます。


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5.MIDI録音

  • 2015年03月12日
MIDIキーボードなどをお持ちの場合は、MIDIをオーディオと同じように録音することができます。ここでは、MIDIキーボードが無い状態でMIDIデータを打ち込み、音を鳴らす方法を説明します。

MIDIファイルの挿入

MIDIファイルを挿入したいトラックを選択して、メニューバーの"挿入"→"新規MIDIファイル"を選択します。するとMIDIアイテム(赤枠)が挿入されます。
 

そのMIDIアイテム(赤枠)を右クリックして"エディタで開く"を選択してください。
すると、ピアノロールと呼ばれる下図のような画面が表示されます。


これは、縦軸が音程、横軸が時間になっています。
音を鳴らしたい音程、時間に当たるところにドラッグ&ドロップで音符を置いていきます。
音符を置きおわったら青枠をクリックして保存した後にこのウィンドウを閉じてください。


インストゥルメンツの設定

上ではMIDIで演奏データを入力しました。ですがそれだけでは音は鳴りません。MIDIはただの楽譜のようなものなので、楽譜を楽器(インストゥルメンツ)に流し込んでやらないと音は出ません。では早速流し込んでみましょう。やり方はエフェクトの設定とほとんど同じです。

まず、MIDIデータが入っているトラックの"fx"をクリックします。


次に表示されるウィンドウで"Instruments"→"VSTi: ReaSynth (Cockos)"(黄枠)を選択し"OK"を押してください。 
(ReaSynthとはREAPERにはじめから入っているシンプルなソフトウェアシンセサイザーです。)


必要な作業はこれだけです。これでトランスポートの再生ボタンを押すと音が鳴ります。
インストゥルメントもVSTiとして無料のものがインターネット上で公開されていますので、いろいろダウンロードして試してみてください。当サイトのVST紹介コーナーでも紹介していますので、利用してみてください。


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4.オーディオ録音

  • 2015年03月07日
ここでは録音の仕方を説明します。
録音するにはまず、録音するためのトラックを作る必要があります。

トラックの追加

トラックとは音を再生するための入れ物のようなものです。いくつもトラックを作ってその中に音を置いていくことで曲を作ることができます。
下図の赤枠の位置でマウスを右クリック→"トラック追加"と選択することで簡単にトラックを追加することができます。


録音予約→録音

トラックを追加したら録音予約してみましょう。

青枠をクリックしてみてください。すると赤枠の部分が表示されるはずです。
ここで"REC IN"というボタンを右クリックして、下の方に表示されるMono Input/Stereo Inputから好きなものを選んでください。(分からなければいじらないほうがいいです。)
この状態で録音機器(マイク、およびライン)に音を流してみてください。メーターが反応すれば設定はうまくいっています。なにも反応しないようなら、オーディオの設定、お使いの機器の設定を見直してください。
ただし、この状態では実際にどのような音が鳴っているか確認できません。実際にどのような音が鳴っているか確認するためには
を1回クリックして、
この状態にしてください。すると鳴らしている音が聞こえると思います。
この状態でトランスポートの録音ボタンを押せば録音されている音をモニターしながら録音することができます。もう一度録音ボタンを押すと録音が終わります。満足がいく演奏ができたら、"保存・削除の選択"ウィンドウの"全て保存"をクリックすれば録音が完了します。

エフェクトをかける

単純な録音は上でマスターしました。それでは次にエフェクトをかけながら録音してみましょう。

録音予約までは上と同じです。そのあと赤枠をクリックしてください。すると

このようなウインドウが表示されると思いますので、"Jesusonic"→"JS: Delay/Delay"を選択して"OK"を押してください。JS: Delay/DelayとはReaperに内蔵されているディレイエフェクトです。
この状態で録音してみると音にエコーがかかっているだろうと思います。このように様々なエフェクトをREAPERではかけることができます。多くのVSTプラグイン(エフェクト)がインターネット上で公開されており、REAPERではそれを利用できます。いろいろダウンロードして試してみてください。当サイトのフリーVST紹介コーナーでも紹介していますので、利用してみてください。
エフェクトの追加、削除、設定を変更は赤枠をクリックすることでいつでも行うことができます。
また、複数のエフェクトを同時にかけることもできます。

新しいテイクとしてFXを適用する(フリーズ機能)

今度は先程のエフェクトをかけるの応用です。
実は先ほどの設定ではエフェクトがかかる前の生音がPC内に保存されており、それを再生するときにエフェクトがけしているのです。
これはこれで、あとから変更がきくというメリットがありますが、再生中にパソコンがエフェクト処理を行うので、あまり重い処理をすると処理をし切れなくなることがあります。
その時はエフェクトをかけて録音した後のメディアアイテムを右クリックして"新しいテイクとしてFXを適用する"というメニューを選択してください。(下図)

すると、パソコンがエフェクトがかかった後の音を書き出してくれます。
ただし、そのままだとエフェクトが2重にかかった状態になるので、トラックコントロールパネルの"fx"はオフ(赤丸をクリック)にしておいてください。(下図)

また、この場合はエフェクトの変更が後からできないので気をつけてください。

はじめからエフェクトがかかった後の音をPCに録音する

"新しいテイクとしてFXを適用する"を実行するのが面倒な場合は、PCに録音する段階で生音ではなくエフェクトがかかった音を録音することもできます。

青枠を右クリックすると"Record input"や"Record output"などと書いてあると思います。"Record input"ではinput、つまり生音が録音され、"Record output"ではエフェクトがかかった後の音が録音されます。monoやstereoはエフェクトがかかった後の音をモノラル(左右同じ音)で保存するかステレオ(左右が違う音)で保存するかを決めるということです。ステレオエフェクトをかけている場合はstereoを選んでください。

パンチイン、パンチアウト

MTRを使ったことがある方(若い方はないか・・・)にはお馴染みの機能ですが、「演奏のここだけを録り直したい!」ということが結構あると思います。そういう時オートパンチという機能を使ってそれを行うことができます。
まずオートパンチしたいトラックを選択したら"挿入"→"空白のイベント"を選択します。

するとこのように空白のイベント(Empty Event)が作成されます。

その後、"オプション"→"録音モード:選択アイテムをオートパンチ"にチェックを入れてください。

そして赤丸をダブルクリックしてカーソルをEmpty Eventの前にしたら録音を始めてください。


そうすると、Empty Eventがあった位置にだけ音が記録されます。なので、Empty Eventの位置や長さを自由に設定することによって好きな位置だけ録音し、差し替えるということができます。
また、空白イベントを挿入しなくても、既に録音済みのメディアアイテムを右クリックして分割して、差し替えたい範囲だけを選択してオートパンチモードで録音すれば同様に必要な位置だけ差し替えることもできます。
つまり、オートパンチモードでは、(空白イベントか普通のメディアアイテムかにかかわらず)選択したトラックの存在する場所にだけ音を録音するということです。
また、パンチイン、パンチアウトを行わない場合は"オプション"→"録音モード"を"テープスタイル"などに戻しておいてください。実を言うと、"テープスタイルループ選択部分でオートパンチ"でもオートパンチはできるのですが、間違いが起こりそうな気がしたので上の方法をお勧めしています。"テープスタイルループ選択部分でオートパンチ"の意味が分かっている方はそちらを使ってもらって構いません。


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3.編集

  • 2015年03月01日
ここではメディアアイテムの配置・編集操作およびそのために必要な前提知識を説明します。

Media Explorer

まず、表示→Show Media ExplorerをクリックしてShow Media Explorerにチェックを入れてください。
すると、赤枠の中のようにMedia Explorerが表示されます。
Media Explorerの中のメディアアイテム(wav、mp3など)を1度クリックすると試聴することができます。
Media Explorerの中のメディアアイテム(wav、mp3など)は自由自在にREAPER上にドラッグ&ドロップで追加することができます。



トラックの追加

トラックとは音を再生するための入れ物のようなものです。いくつもトラックを作ってその中に音を置いていくことで曲を作ることができます。Media Explorerからメディアアイテムをドラッグ&ドロップすれば自動でトラックが追加されますが、下図の赤枠の位置でマウスを右クリック→"トラック追加"と選択することで簡単にトラックを追加することができます。

メディアアイテムの配置、編集

それでは作成したトラックにメディアアイテムを追加してください。ここからはメディアアイテムの配置、編集方法を説明します。
赤枠の位置をドラッグすると、追加したメディアアイテムを移動することができます。左右だけではなく、別のトラックにも移動できます。
水色枠の位置をドラッグすると、追加したメディアアイテムのフェードイン、フェードアウトを設定することができます。つまり小さい音からだんだん大きく再生されるようにしたり、大きい音からだんだん小さい音になっていく、といった設定ができます。
黄緑枠の位置をドラッグすると、追加したメディアアイテムを繰り返すことができます。
黄緑枠の位置をAltキーを押しながらドラッグすると、メディアアイテムを再生するスピードを変えることができます。
青枠の位置をドラッグすると全体の音量を設定することができます。上に行くほど音が大きく、下に行くほど音が小さくなります。

高度なメディアアイテムの操作

上図の赤枠 を右クリックすると


このようなメニューが表示されます。
この中からいくつかピックアップして説明したいと思います。
・"アイテムのプロパティ"では下図のようにメディアアイテムの詳細を設定することができます。


・"コピー"では、選択しているメディアアイテムをコピーすることができます。トラックの空いているところに右クリック→"ペースト"することによってコピーしたメディアアイテムを貼り付けることができます。
・"コピー(範囲)"では、選択しているメディアアイテムの、選択範囲(下図黄緑緑枠)をコピーすることができます。通常の"コピー"ではメディアアイテム全体をコピーしてしまいますが、"コピー(範囲)"では、好きな範囲を選んでコピーすることができます。
・選択範囲の設定は範囲選択したいメディアアイテム(青枠)を1回クリックした後黄色枠の位置をドラッグ&ドロップすることによって自由に行うことができます。

・"コピー(ループとして)"は"コピー(範囲)"と似ていますが、端をドラッグ&ドロップして繰り返すときの動作が違います。"コピー(ループとして)"では、選択した範囲がそのまま繰り返されます。つまり好きな範囲をピックアップして繰り返すことができるということです。イメージがわかない方は"コピー(ループとして)"と"コピー(範囲)"を使ってそれぞれ貼り付けして、それを繰り返ししてみると分かりやすいと思います。
・"削除"では選択したメディアアイテムを削除することができます。
・"カーソル位置で分割"ではカーソル位置を境にメディアアイテムを左右に分割することができます。
・"ループを選択して分割"では、選択範囲の右端、左端を境にメディアアイテムを分割します。


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