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  • 2024年04月20日
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最強無料DAW Tracktion7の使い方講座③ 基本機能の説明~メニューパネル~

  • 2019年03月23日
今日は、基本機能のうち、メニューパネルの説明をします。

メニューパネルには編集画面の設定や、ファイル操作を行うためのメニューが配置されています。使っているうちに、ある程度意味は分かってくると思いますが、簡単に説明を書いています。良く使う機能は太字にしていますので、ショートカットキー(メニューをクリックすると、右側に表示されます)を覚えましょう。


取り消すやり直す・・・画面上で行った編集作業を取り消す(Undo)、やり直す(Redo)ボタンです。
保存・・・作成した曲を保存します。
・インポート・・・wavやMIDIなどのデータ(クリップ)を読み込みます。Tracktion上でクリップを録音する場合は使いません。Loop音源や外部からのサンプリング音源、他のプロジェクトで録音したデータを読み込む場合に使用します。
・タイムコード・・・画面上の時間表示の設定を行います。通常は「小節/拍数を表示」で構いません。
・スナップ・・・プロジェクト上でクリップをマウスで移動させるときに、スナップ(切りのいいタイミングに自動で位置を調整)するかどうかを設定します。通常は「スナップを有効」で良いと思います。自分の思い通りの場所にクリップを配置できない場合は、オフにしましょう。
・オプション・・・画面表示や操作の細かい設定です。ある程度操作に慣れてきたら、カスタマイズすることでより使いやすくすることができます。
・ヘルプ・・・「ポップアップヘルプをオン」にするに設定することで、マウスで選択した場所の説明が自動で表示されるようになります。煩わしい場合はオフにすると良いでしょう。
クリップボード・・・クリップをコピー、削除、分割などすることができます。
・エクスポート・・・作成した曲を一つの音声データとして書き出します。書き出すことで自分が作った曲をネット公開したり他の端末で聞いたりできるようになります。
・クリックトラック・・・クリック音(メトロノーム音)を再生するかどうかの設定をします。オンにしたほうが曲作りしやすいと思います。録音前のカウント数を設定することで、録音ボタンを押して一定時間後に録音開始するように設定できます。これにより、録音ボタンを押してかr演奏がスタートするまでの無駄な時間を録音せずに済むようになります。


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最強無料DAW Tracktion7の使い方講座② 初期設定

  • 2018年09月15日
ここでは、Tracktion7の初期設定、日本語化設定方法などをご紹介しています。

その前に、オーディオインターフェース、MIDIインターフェースをお持ちの方は、ドライバをインストールの上、PCに接続した状態にしておいてください。

1.Tracktion7初期設定の前に

Tracktion7の初期設定はとても簡単です。
画面左側の「Setup Progress」エリアに初期設定の進捗状況が表示されます。
これを一つ一つ潰していきましょう。
 

2.まずは日本語化

それではまず、メニューを日本語化します。英語のまま使いたいという方には不要な手順です。
当ブログでは日本語化した画面で解説をしていきます。

・まず、「Font:Default」の右側にある「...」ボタンをクリックし、メニュー表示に使用したい日本語表示可能なフォントを選択。これをやらないと、日本語メニュー化した際に文字化けしてしまいます。
・「Get Additional Languages」から「Japanese」を選択。
・「Language:English」をクリックし「Japanese」に変更。


これで日本語化は完了です。

3.オーディオデバイスの設定

次に使用したいオーディオデバイスを選択します。オーディオデバイスとは、音を録音、再生するための装置で、PC本体にも内蔵されていますが、大抵内蔵のものは性能が悪いため、本格的な音楽を作りたい人は専用のデバイスを購入することをオススメします。

・「設定」タブ→「オーディオデバイス」をクリック

・「オーディオデバイスの種類」でデバイスに応じた項目を選択
 ―― 専用のデバイスがある場合、「ASIO」を選択。高音質かつレスポンス良く音を録音・再生できます。
 ―― そうでない場合、「Windows Audio」などでかまいません。

・「サンプルレート」を選択
 ―― 録音する際の音質が変わります。数字が高いほど高音質になりますが、ディスク容量を食うほか、PCの負荷も大きくなります。また、そもそもオーディオデバイスが対応しているサンプルレートでないと意味がないため、オーディオデバイスが対応しているサンプルレートを調べておく必要があります。
 ―― CDの音質が44100Hzなので、高音質で録音したい場合は余裕を持って高めに設定しておくとよいでしょう。

・「オーディオ入出力のバッファー」を設定
 ―― 数字が低ければ低いほど録音、再生のタイムラグが小さくなり、レスポンス良く作業ができますが、音が途切れる場合は少しずつバッファーを増やしてみてください。
 ―― どれくらいで音が途切れるかはオーディオデバイスやPCの性能に依存します。手持ちの環境で不満がある場合は、これらのハードウェアをより高性能なものに切り替えることも一案です。


これでオーディオデバイスの設定は完了です。

4.MIDIデバイスの設定

生楽器のみで作曲する方には不要な手順です。ソフトにMIDIデータ(楽譜データのようなもの)を入出力するために使います。ソフトに入力したMIDIデータを仮想楽器(Virtual Instrument)に流し込むことで、楽器がなくても音を出すことができるようになります。

・「設定」タブ→「MIDIデバイス」を選択
・MIDIデバイスを持っている場合は、MIDIデバイス欄から当該デバイスを選択
・持っていない場合は、「新規仮想MIDI入力を作成します」をクリック


・下記入力欄に任意のデバイス名(例:Virtual MIDI)を入力します。  

これでMIDIデバイスの設定は完了です。

5.プラグインの検索

Tracktion7では、ネット上で無償・有償配布されている様々なVSTプラグイン(仮想楽器、仮想エフェクト)を読み込んで作曲に使用することができます。ここでは、これらをスキャンして読み込みます。読み込むVSTプラグインがない場合はこの手順は飛ばして構いません

・事前準備として、VSTプラグインを所定のフォルダ(C:\Program Files\VstPlugins)に格納
・「設定」タブ→「プラグイン」を選択
・「スキャンと並べ替え」をクリック
・プラグインの種類に応じて「Scan for new or updated VST Plugins」もしくは「Scan for new or updated VST Plugins」をクリック
・「スキャン」をクリック
―― プラグ印のインストール場所が決まっている場合は、「+」ボタンでインストール場所を指定します。


これでプラグインの検索は完了です。

6.ループの検索

Tracktion7では「ループ」という音素材を使った作曲が簡単にできるようになっています。素材を持っている場合は、ここでループを一括して読み込むことで、作曲に使用することができるようになります。ループ素材がない場合、ループ素材を使わない場合はこの作業は不要です。

・事前準備として、ループ素材を所定のフォルダ「C:\Users\ユーザー名\Music\Tracktion Loops」に格納
―― 特定のフォルダにループ素材が入っている場合は、「パスを追加」で当該フォルダを追加

・「設定」タブ→「ループデータベース」を選択
・「ループをスキャン」をクリック
・「新しいものと変更されたループをスキャン」をクリック


これでループの検索は完了です。

7.デモソングのダウンロード

Tracktion7でどんな音楽が作れるのかデモンストレーションするためのデモソングをダウンロードすることができます。そんなもの見る必要はないという方は、飛ばして頂いて構いません

・「セットアップの進捗状況」から「デモソングをダウンロード」をクリック
・「デモ曲を入手」をクリック
  

・ダウンロードしたい曲にチェックを入れ、「ダウンロード」をクリック
 

しばし待てば、デモソングのダウンロードは完了です。

8.それ以外のセットアップ

「セットアップの進捗状況」には「マーケットを訪問」「チュートリアル」「クイックスタートガイド」が残っていますが、これは特段見ていただく必要はありません。マーケットは公式の追加エフェクト等が購入したい場合にアクセスしてください。チュートリアル、クイックスタートガイドは操作に困ったら見てみると良いかもしれません。

ただし、Tracktionはあらゆるボタン上にマウスカーソルを合わせるだけで細かい解説がでるようになっているので、使いながら疑問点を見ていくほうが良いと思います。基本的な使い方については、今後説明していきたいと思います。



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最強無料DAW Tracktion7の使い方講座① ダウンロード&インストール

  • 2018年09月15日
今回は、Tracktion7のダウンロード&インストール方法をご紹介します。必要なものはメールアドレスだけ。全て無料で使用することができます。

1.ダウンロードページでプログラムをダウンロードする

まずは、プログラムをダウンロードしてきます。
 ・ダウンロードページにアクセス
 ・「GET YOURS NOW」をクリック

以下の項目を記入
  First Name:名
  Last Name:姓
  City:居住している市区町村(適当でOK)
  Country:国(Japan)
  mail Address:アカウント登録用のメールアドレス
  Password:任意のパスワード
  □I agree to the privacy policyにチェック
  □I'm not a robotにチェック
・「SUBMIT」をクリック


・必要なバージョンをクリック
(最近のWindowsPCなら真ん中のWindowsマークの「64bit」を選択すればOK)


・「保存」をクリックし、ダウンロード終了を待つ

2.インストール

ダウンロードしたプログラムのインストールを行います。
・ダウンロードしたファイルを開く
・「Next」をクリック
 

・「Install」をクリック
 

・「Run Tracktion」にチェックが入っていることを確認し、「Finish」をクリック
 

3.アカウント認証を行い、機能制限を解除する

ここまででインストールは完了しましたが、そのままでは機能制限があるため、アカウント認証を行うことで、全ての機能が使用できるようになります。

・Tracktionが立ち上がるので「Agree」をクリック


・「Unlock」をクリック


・ダウンロード時に入力したEmailとPasswordを入力し、「Register」をクリック
 

・「OK」をクリック
 

これで認証完了です。次は②初期設定について説明します



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Tracktion講座 3.プロジェクトの作成

  • 2015年04月11日

プロジェクトとは

プロジェクトとは、ある曲に関するオーディオデータ、MIDIデータ、またこれらのアレンジデータなどを1つのまとまりにしたものです。
プロジェクトに含まれるものはアイテム(item)と呼ばれ、「Projescts」ページ右側のアイテムリスト(赤枠部分)に一覧表示されます。



各アイテムの説明

アイテムリスト内に配置されるアイテムの種類は以下の通りです。

Edits:オーディオ、MIDIデータ等を配置し、エフェクト等をかけて編集するアレンジデータ。このデータを編集することで曲を作ります。
Recorded Audio:Edit編集中に録音したオーディオデータ。
Imported Audio/MIDI:外部から読み込んだオーディオ/MIDIデータ。
Rendered Audio/MIDI:Edit編集中に部分的に書き出されたオーディオ/MIDIデータ。クリップ(1つのオーディオ/MIDIデータ)単位で書き出されたもの。
Exported Audio/MIDI:Edit編集中に書き出されたオーディオ/MIDIデータ。曲全体が書き出されたもの。

Active ProjectsとLibrary Projects

初期状態で、「Projects」ページの左側に、「Active Projects」と「Library Projects」というフォルダが表示されています。
「Library Projects」は、複数のプロジェクトにまたがる素材を保存するための特殊なフォルダです。
普段は、「Active Projects」を用いることになります。




プロジェクトを作成する

それでは、早速プロジェクトを作成してみましょう。プロジェクトの作成方法は以下の通りで、非常に簡単です。

1.「Projects」ページを開き、「New Project」ボタン(赤枠部分)をクリック


2.表示されるダイアログにプロジェクトの名称を入力し、「Create Project」をクリック。


以上です。
因みに、手順2.の「Location」の右側にある青いボタンを押すと、プロジェクトをどこに保存するか指定することができます。

上記手順が終わると、自動でプロジェクトと同じ名称のフォルダを作られ、その中にプロジェクトファイルが作成されます。また、すぐにエディット(アレンジ)の作成を出来るように、最初から空のエディット(プロジェクト名と同名)が作成されます。

エディットを開く

プロジェクトを作成したら、早速エディットを開いてみましょう。「Projects」ページを開き、「Active Projects」の中から作成したプロジェクト(この画面では「test」)をクリック、右側アイテムリストの「Edits」内に表示されている「test edit1」(赤枠部分)をクリックしてください。

なお、一度保存したエディットを開く場合も同様の手順で行います。



これで音楽制作の準備は完了です。


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Tracktion講座 2.初期設定

  • 2015年04月03日
ここでは、Tracktionインストール後に必要な初期設定の方法について説明します。

Audio Devicesの設定

音声データを録音、再生するためのデバイス(装置)を選択するための設定です。
つまり、PC内蔵の入力端子、スピーカーで録音、再生するか?オーディオインターフェースの入力、出力から録音、再生するかを選びます。

SettingタブAudio Devicesをクリックすると、以下の画面になります。


Audio Device TypeAudio Deviceの種類を選びます。
ご自身の環境にあった物を選んで下さい。
一般的には、オーディオインターフェースがある場合はASIO、ない場合はWindows Audioを選ぶとよいと思います。

これを選ぶとOutputInputにデバイス名が表示されます。
Outputは音声を出力したいデバイス、Inputは音声を入力(録音)したいデバイスになります。
それぞれ出力、入力したいデバイスを選択してください。

Sample rateでは録音する際の「サンプリング周波数」を設定します。
サンプリング周波数が高いほど高音質になりますが、その分ファイルサイズが大きくなったり、負荷が大きくなったりします。
44100hzがいわゆる「CD音質」です。PC性能が十分高く、高いサンプリングレートに対応したオーディオインターフェースをお持ちの場合は、高めに設定しておくといいでしょう。

Audio buffer sizeでは、Tracktionがオーディオデバイスと音声データをやり取りする際に、どれだけバッファ(一時的な記憶領域)を使用するかを設定します。
安定的に録音、再生を行うためには、ある程度のバッファが必要ですが、バッファを大きくしすぎると、録音した音を処理し、再生するまでのタイムラグが大きくなってしまいます。

適切なバッファサイズというのは、環境によって大きく変わるので、「音が途切れたり、エラーが起こらない範囲で、できるだけ小さいバッファを設定する」と覚えてください。もし、音が途切れたりする場合は、バッファを大きくしてみてください。

これでAudio Devicesに関する基本的な設定は完了です。

MIDI Devicesの設定

次に、MIDI Devicesの設定を行います。
MIDI Devicesとは、MIDIキーボードのように、MIDIデータ(演奏データ)をTracktionに送信するためのデバイスです。MIDIキーボードを接続したうえで、MIDIデータをVSTiというプログラム(こちらでダウンロードできます)に送ることで、様々な楽器の音をTracktion上で鳴らすことができます。
いわゆる「打ち込み音楽」というのはこのMIDIデータを用いることで作ることができます。

読んでも意味が分からないという方、MIDIキーボード等をお持ちでない方、生楽器派(MIDIなんて使わない!)という方には関係ない項目ですので、読み飛ばして頂いて結構です。

まず、SettingsタブMIDI Devicesを選択します。

すると、上記の画面が表示されます。
上記の画面は、MIDIデバイスが何も接続されていない状態ですが、MIDIデバイスが正しく接続されていれば、デバイス名が表示されるので、有効化したいデバイスの左にあるDisabledをクリックしてEnabledにしてください。

これでMIDIデバイスの設定は完了です。

Pluginsの設定

最後に、Pluginsの設定を行います。
プラグインとは、Tracktionに読み込んで様々な機能を追加できるプログラムです。VSTという規格があり、無料のソフトが多数あります。当サイトでも、こちらで無料のVSTプラグインを紹介していますので、それを読み込んで使うための設定を行います。

まず、Settingsタブ>Pluginsをクリックします。

すると、上記の画面が出てきます。
ここで、Scanning and SortingScan for new or updated VST plug-insをクリックします。


すると、上記の画面が出てきます。ここで指定したフォルダの中にあるプラグインをTracktionが読み込んでくれます。

ボタンでフォルダを追加でき、リスト上のフォルダをクリックしてchangeを押すと、フォルダを変更できます。フォルダを設定した後、そのフォルダの中にVSTプラグインが格納されていることを確認したら、Scanを押してください。

無事終了すれば、Scan Completeというメッセージが出ると思います。これで、Tracktionでプラグインを使用する準備は完了です。


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