忍者ブログ
フリーソフトでDTMという同名Wikiの後継サイトです。初心者の方が無料で音楽作りをするために必要な情報を纏めています。

[PR]

  • 2024年11月21日
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ピッチ補正:GSnap

  • 2015年05月05日
ボーカル等の音程を補正(ピッチ補正)するプラグイン。

音程の微修正だけでなく、積極的に音程を変えてハモらせたりすることもできます。
因みに、KeroVeeという国産のピッチ補正プラグインがありますが、音質はGSnapの方がいい気がしますので、こちらを紹介します。


まずは使用動画をご覧ください。赤が補正前、緑が補正後となっています。若干不自然さはありますが、オケとミックスしてしまえば目立たなくなります。

昔、ヤマハが有料で似たようなプラグインを出していた気がしますが、わざわざお金を出す必要は無くなってしまいました。良い時代になりましたね。

GSnapのインストール方法

1.公式サイトからファイルをダウンロード
※32bit、64bitのいずれかを選択してください。


2.ダウンロードしたzipファイルを解凍し、中のGSnap.dllをVSTプラグインフォルダに入れてください(フォルダごと入れてもかまいません)。

GSnapの使用方法

まずは、ボーカルが入ったオーディオトラックにエフェクトとしてGSnapを挿入します。

その後の手順としては、スケール(音階)に合わせて補正する方法と、MIDIデータに合わせて補正する方法の2通りがあります。

微修正であれば、スケールに合わせて補正するだけでOKな場合も多いです。
細かい修正を行ったり、意図的に音程を変えてハモらせたりする場合はMIDIデータに合わせて補正する必要があります。




(スケール<音階>に合わせて補正する方法)

1.CORRECTION>SNAP TO SELECTED NOTESをクリック
2.SELECT A SCALEをクリック
3.曲のキー、スケールを選択してOKをクリック
→左側の鍵盤に、使用する音がで表示されます。手動で選択することも可能です。

(MIDIデータに合わせて補正する方法)

1.SNAP TO MIDI INPUTをクリック
2.GSnapが配置されているトラックにMIDIトラックをインサートする
※DAWによって操作方法が異なります
3.MIDIトラックに正しい音程を示すMIDIデータを入力する

パラメータの説明(共通)

THRESHOLD:音程がどれだけ外れたら補正をするか。値が大きくなると、音が大きく外れていても補正をする。
AMOUNT:補正の量。大きくすると、より強く補正します(やりすぎると、機械的な音になる)。
ATTACK:補正が効き始めるまでの時間。早いと不自然になりますが、ピッチは正確になります。
RELEASE:補正が持続する時間。
CARIBRATE:基準音の修正(基準音を変えている場合は、それに合わせることができます<通常は使用しない>)

パラメータの説明(MIDIデータを用いる場合のみ)

PITCH BEND:音と音の繋がりををスムーズにする
VIBRATO:ビブラートの量を調整する
VIB SPEED:ビブラートの揺れるスピードを調整する


にほんブログ村 音楽ブログへ ←ブログランキングへのご協力をお願い致します!

拍手[2回]