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  • 2024年11月21日
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1.初期設定

  • 2015年02月22日

初期設定

REAPERを初めて起動したらまず初期設定を行いましょう。REAPER内のメニューバーから"オプション"→"設定"をクリックするとREAPERの設定画面が表示されます。REAPERに必要なほとんどの設定はここで行うことができます。
ここでは、必要最低限の設定と、他の設定の簡単な意味を紹介します

オーディオ設定

REAPERの使用で最低限必要な設定はオーディオ設定のみです。ではオーディオ設定を見ていきましょう。
 
①では録音する機器、設定を変更することができます。
②では録音する機器の種類を変更できます。ASIO→Direct Sound→Kernel Streamingの順におすすめです。ASIOが使えなかったらDirect Sound、Direct Soundが使えなかったらKernel Streamingと試してみてください。

赤枠の中を上から順に説明していきます。

・録音デバイス:録音するための機器のことです。
・プライマリサウンドキャプチャドライバ:Windows上で音を鳴らす機器として標準設定されている機器のことです。別の言い方をすると、Windows Media Playerなどで普通に音楽再生するときに使われている機器のことです。"プライマリサウンドキャプチャドライバ"にしていれば自動的に機器を選択してくれますが、手動で機器を選択することもできます。
・再生デバイス:音声を再生するための機器のことです。"プライマリ~"に関しては上記と同じです。
・サンプル形式:録音する際のデータの密度のことです。数値が高いほど音が良い。(音割れしにくい)です。データの大きさと音質のバランスを考えると24bitがおすすめです。ただし、機器が対応していないと24bit以上では録音できないことが多いので、わからなければ16bitにしておいてください。
・録音チャンネル:とは同時に録音することができるチャンネルの数です。2だと、2つの異なる音もしくはステレオ録音をすることができます。
・再生チャンネル:同時に再生することができるチャンネルの数です。2だとステレオ再生ができます。
・サンプルレート:録音する際の音のサンプリング周波数を表すものです。数値が高いほうがより高音域を忠実に録音することができます。意味が分かる人以外はいじらないでください。
・バッファ:録音、再生する際に発生する遅れのことです。バッファの数値を小さくすると遅れ(latency)が短くなります。ただし、あまりバッファを小さくしすぎると音切れが起きてしまいます。音切れが起きずに極力バッファが小さくなるように設定を試してみてください。
また、②をASIOにした場合は少し設定が異なります。
「ASIOドライバ」が「録音デバイス」、「再生デバイス」
「入力範囲」が「録音チャンネル」
「出力範囲」が「再生チャンネル」
に対応しています。
また、「ASIOコントロールパネル」でバッファの設定などができます
ASIO対応機器をお持ちの方はこういった設定に詳しいと思いますので、詳細は省略します。

その他の設定の概要

・General:REAPERの全般的な設定
・Audio:オーディオの全般的設定
・Device:録音機器の設定
・MIDI:MIDI機器の設定
・Buffering:バッファの設定
・UI Appearance:見た目の設定
 設定することによって配色などの見た目をアレンジすることができます。
・Editing:編集時の設定
・Defaults:編集時の初期値の設定
・Media:メディアアイテムの取扱いの設定
・Playback:再生の設定
・FX Plug-ins:エフェクトの設定
・Control Surfaces:コントロール機器の設定
 外部のコントローラをお持ちなら設定して使うことができるようになります。結構高いので REAPER使うような人は持ってないことが多いかもしれません。
・External Editors:外部エディタの設定
 設定することによってオーディオやMIDIファイルを別のアプリケーションを使って編集できます。


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